配送EVの使用済み電池を牛乳工場へ、4者が定置用蓄電の実証を検討

グリーンコープ、日野自動車、豊田通商、NEXTESが、配送トラックの走行用電池を施設の蓄電システムとして再利用する。車両導入後の出口まで設計する。

発表企業:一般社団法人グリーンコープ共同体

対象

EV車両を多数運用し、電力需要のある施設を持つ事業者

種別

実証実験

注目する理由

EV導入台数の拡大と、寿命後の電池を自社施設のエネルギー資源へ戻す循環を一体で考える点に注目した。現段階は実証の検討であり、電池性能、設備費、採算性は未確定だ。

600台超のEV運用から生まれる電池を再利用

グリーンコープは日野自動車、豊田通商、NEXTESと、配送用EVトラックの使用済み電池を定置用蓄電システムへ転用する実証の検討を始めた。候補地はグリーンコープミルクの施設としている。

グリーンコープの会員生協は電気自動車を600台超運用する。車両用途では性能が不足しても定置用途では使える電池を、廃棄前に別のエネルギー資源として活用する。

実証前に詰めるべき条件

車両の導入から電池の二次利用までを同じ事業圏で設計できれば、回収先の確保と施設の電力利用を接続できる。電池のリデュース、リユース、リサイクルを段階的に進める構想だ。

実証の開始日、蓄電容量、太陽光との連携、ピーク削減効果は未公表だ。電池ごとの劣化差、安全性、改装費、残存価値を含む採算評価が商用化の分岐点になる。

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