駅案内をヒューマノイドが担えるか、Osaka MetroとKDDI・AVITAが実証

駅利用者への案内業務に、人型ロボットと対話技術を持ち込む。現場での応答品質、利用者の受容性、駅員業務との分担を検証する。

発表企業:AVITA株式会社

対象

鉄道・交通事業者と大規模施設運営者

種別

実証実験

注目する理由

展示ではなく公共交通の接客オペレーションへヒューマノイドを置く点に注目した。本稼働には応答精度だけでなく、安全、障害時対応、遠隔介入を含む運用費の検証が必要だ。

駅の接客業務でロボットを検証

Osaka Metro、KDDI、AVITAは、接客案内サービスにヒューマノイドを活用する実証を行う。Metro Opus梅田店で8月31日から9月6日まで、Metro Opus谷町九丁目eastで9月9日から15日まで、各日11時から20時まで実施する。初日のみ13時開始となる。

来店者は生成AIのGeminiを組み込んだヒューマノイドと会話でき、詳細情報は会話中に表示されるQRコードから確認できる。人型の身体を持つロボットが、不特定多数の利用者が行き交う環境で案内を担えるかを確かめる。

評価対象は対話の成立だけではない。利用者が話しかけやすいか、混雑時に安全を保てるか、駅員へ引き継ぐべき問い合わせを判別できるかが実運用では重要になる。

省人化より役割分担が焦点

交通案内は定型質問が多い一方、遅延、迷子、バリアフリー対応など状況判断も必要だ。ロボットが反復的な案内を担い、人が例外対応へ集中できれば、接客の供給方法を変えられる。

実施場所と期間、案内にGeminiとQRコードを使うことは公表されている。一方、利用件数、回答精度、遠隔介入の有無、機体を含む総運用費は示されておらず、本稼働の判断にはこれらの測定が欠かせない。

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