農家を回って買い取り、駅前で売る。エマリコが直売所運営を全国へ外販
株式会社エマリコくにたち
クリームの状態と作業条件を顧客・商品ごとのプログラムにし、専用ミキサーで仕上がりを再現する。
発表企業:森永乳業株式会社
新規事業
汎用AIではなく、素材研究の知見と製造機械を組み合わせ、暗黙知を顧客別の運転条件へ変える事業だ。再現精度と設定作業の費用対効果が横展開の鍵になる。
森永乳業は、クリームのホイップ技術をデータ化する「ホイップの匠」を8月26日に提供開始した。顧客と商品ごとに自動運転プログラムを作り、専用ミキサーで狙った仕上がりを再現する。
経験の程度に左右されにくい製造環境を作り、洋菓子などの現場で人手不足、技能継承、品質安定化を支援する。
森永乳業が持つクリーム研究の知見と、愛工舎製作所の業務用ミキサー技術を組み合わせた。職人の感覚を記録するだけでなく、実機を動かす条件へ落とし込む。
社内新規事業創出プログラム「Mori“NEW”」の初年度採択案を事業化した案件でもある。
熟練技能の継承は、動画や手順書だけでは再現しにくい。素材メーカーが持つ評価知見を、機械の制御条件として販売する点に新しい収益機会がある。
導入後に品質のばらつきや教育時間をどこまで減らせるか、異なる商品や原料へ設定を再利用できるかが事業拡大の指標になる。