顔を端末内で匿名化する業務用カメラ、INBYTEが販売とレンタルを開始

210度の広角撮影、転倒時の自動録画、最大120秒前までの事前録画を備える。建設、製造、警備、自治体向けに導入方法を選べる。

発表企業:株式会社INBYTE

対象

建設、製造、警備、自治体などの現場運営者

種別

新規事業

注目する理由

単なる機器販売ではなく、プライバシー処理と複数のデータ管理方式、レンタルを組み合わせて現場導入の障壁を下げる点に注目した。

端末内で顔を匿名化

INBYTEは、LINKFLOW製の業務用ボディカメラを日本で本格販売し、レンタル事業も始める。主力機は210度の広角映像を最大3Kで記録し、端末上のAIが人物の顔へリアルタイムでモザイクをかける。

建設、製造、警備、自治体を想定し、約136グラムのクリップ型筐体に防水・防塵、落下耐性を持たせた。映像を取得した後に別工程で匿名化する負担を減らす設計だ。

撮り逃しと管理負担を減らす

転倒や衝撃を検知した自動録画、特定エリアから離れた際の録画開始、最大120秒前まで遡る事前録画に対応する。保存先はNAS、Web中央管理、外部接続を制限したPC直接転送から選べる。

販売価格、レンタル料金、契約期間は発表で示されていない。顔認識の精度や誤検知率、暗所性能、8時間稼働を実環境で維持できるかも確認が必要だ。

LAUNCH TRACEの視点

現場カメラは記録性能だけでなく、プライバシー処理と保管運用が導入を左右する。端末内匿名化と複数の管理方式をまとめ、さらにレンタルで試せることが事業設計の核になる。

導入社数、レンタルから購入への転換率、事故調査や教育に使われた件数を追いたい。映像の閲覧権限と保存期間をどう統制するかも信頼性の重要な指標だ。

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