中小取引先まで国産技術で監視、NECなど4社がサプライチェーン防御をパッケージ化

Web制御、クラウド利用管理、EDR、24時間SOCを統合し、企業規模をまたぐ脅威情報を防御へ戻す。

発表企業:NECネッツエスアイ株式会社

種別

新サービス

注目する理由

個社向け製品の束売りではなく、取引先を含む脅威情報を集約し、サプライチェーン全体の防御へ循環させる構想が特徴だ。月額210万円からの価格が中堅・中小企業へどう展開されるかは確認が必要になる。

4社の技術と運用を一つに

NEC、NECネッツエスアイ、デジタルアーツ、FFRIセキュリティは「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」を共同開発し、8月末から順次販売する。

Webアクセス制御、クラウド利用管理、EDR、24時間365日のSOC監視を組み合わせ、大企業から中堅・中小企業までを対象にする。

脅威情報をサプライチェーンへ還流

各社で得たログと攻撃傾向を分析し、NECの脅威インテリジェンス「CyIOC」へ反映する。個別企業の防御に加え、取引先を含む脅威の可視化と対策高度化を狙う。

標準価格はEnterprise版1000人モデル、EDRを除き月額210万円から。2026年度から2030年度までの5年間で売上200億円を目標とする。

LAUNCH TRACEの視点

サプライチェーン攻撃では、対策資源が限られる企業が侵入口になり得る。複数企業の監視情報を共通のインテリジェンスへ戻す仕組みは、企業単体では作りにくい防御網を事業にする試みだ。

今後は価格帯の異なるメニュー構成、導入企業間で共有される情報の粒度、検知から初動までの実績が評価軸になる。

一次情報を確認する ↗